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例:「******.avi」
⇒832×480、24bit、DivX 6.8.3.13、29.97fps、3934f、4503.96kb/s、
MPEG1-LayerⅢ、48kHz、320.00kb/s、CBR、Joint Stereo、
[RIFF(AVI2.0)]、00:02:11.264(131.264sec)/79,280,578Bytes
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上記のVeohに投稿されていた高音質の動画を拝借し、
詳細を元に極力真似てみました。
使用ソフト・設定は「
前回記事」と同じです。
1.高音質の動画を「
真空波動研」で詳細を調べる。
⇒共通点が幾つか見付かりました。
ビデオコーデックが「
DivX Codec」、
MP3コーデックが「
LAME MP3 Encoder」でした。
2.「
Vegas Pro 9.0」でDivX Codecを使いレンダリング。
⇒Vegasを御使いの方は御存知だと思いますが、
VegasでDivX Codecを使うと、レンダリングを始めて数秒後、エラーが出ます。
此のエラーは本来サポートされていないオーディオ形式である、
「MPEG Layer-3」を選択する事で回避出来ます。
しかし出来上がりは御使いのテンプレートで予め設定されていた、
オーディオ形式になります。主に「PCM 非圧縮」になると思います。
2を終えた時点での動画の詳細は、
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「Test.avi」
1280x720、24Bit、DivX 6.8.5.5、29.97fps、11013f、6093.92kb/s
PCM、192.00kHz、16Bit、2ch、6144.00kb/s
[RIFF(AVI2.0)]、00:06:07.467(367.467sec)/562,396,672Bytes
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此の時点で参考動画との主な相違点は、「
音声コーデック」です。
「PCM、192.00kHz、16Bit、2ch」を、
「MPEG1-LayerⅢ、48kHz、320.00kb/s、CBR、Joint Stereo」に、
極力近付ける為には、Vegas単体では出来ない為、
「
MediaCoder」を使い再エンコードします。
※:MediaCorder単体でも、ビデオエンコーダー「Xvid」を選択し、
Xvid詳細設定画面の「Using DivX 5 ffourcc」を「true」にする事で、
「Divx5」のデコーダーでデコード出来ます。
3.MediaCorderで音声部分だけエンコード。
⇒「ビデオ」タブの「ビデオをコピー」にチェックを入れ、
音声部分だけエンコードします。音声部分だけなので数分で終わります。
MediaCorderの設定画面です。
無意味ですが一応検証の為、ビットレートを上げました。
「LAME MP3」のタブを選択し、プリセットを「Custom」にする事で、
チャンネルを「Joint Stereo」にする事が出来ます。
3を終えた時点での動画の詳細は、
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[Test.avi]
1280x720、24Bit、DivX 6.8.5.5、29.97fps、11013f、5998.23kb/s
MPEG1-LayerⅢ、48.00kHz、320.00kb/s、CBR、Joint Stereo/MS、
INFOTAG
[RIFF(AVI1.0)]、00:06:07.467(367.467sec)/290,648,854Bytes
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「AVI」が2.0→1.0になっていますが、容量の関係で特に問題無い筈です。
しかし動画をVeohへ投稿した処、
前日の「Veoh@WMVテスト投稿」と比べて目立った変化はありませんでした。
結論:2年程前の投稿出来ない筈の「FLV」が、
稀に投稿出来る等の不具合があった時期に、
再エンコードを奇跡的に回避出来たのかもしれません。